私が日頃からお世話になっているパルシステム。
パルシステムは毎週一回、
食材などを自宅の玄関先まで届けてくれる《宅配サービス》です。
パルシステムのような《週一回、定期的に配達してくれるサービス》に興味はあるけれど、始めるきっかけがつかめないという方へ。
少しでも参考になれば嬉しいです。
すぐにパルシステムをおすすめする理由が知りたい方はこちらから。

ちなみに、
パルシステム利用可能エリアは
東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・福島・山形・長野・静岡・新潟の1都11県です。

パルシステムは生活協同組合、生協の宅配だよ
こんにちは。あめいろブログのameです。
気がつけば、20年以上パルシステムを利用しています。
それくらいなくてはならない存在です。

なぜそんなにも続いているのか。
わたしも改めて、なぜだろう?と思ったので考えてみました。
パルシステムがおすすめな5つの理由

私が丸20年もパルシステムを続けている理由を改めて考えてみました。
結論から言うと、《とにかく便利だから》
さらに、どんなところが便利でおすすめなのか、思いついたことを並べるとこんな感じ。
一つ一つ、説明します。
①毎週一回、必ず配達してくれる
配達エリアごとに《配達の曜日とおよその配達時間》が決められています。
一週間分の食材や日々の日用品などを注文。
雨が降っても雪が降っても毎週一回届けてくれるので、本当に助かります。
今でこそ慣れてしまったけれど、初めた頃は《食材が直接家に届く》、というシステムがとてもうれしく、週一回が楽しみでした。
②置き配してくれるので、家にいなくても大丈夫

家にいなくても指定場所へカバーをかけて置いてくれます。
食材を入れた箱(発泡スチロールなど)にグレーの商品カバーをかけ、さらに口をひもで結んでくれます。
カバーのおかげ?なのか、今まで置き配で
「いたずらされた」
「食材がなくなった」
「箱が倒れてる」など、
トラブルになったことはありませんでした。

置き配してくれた場合・・・中身を取り出し、空になった箱は元の場所へ戻しておけば、配達員さんが次回の配送時に持ち帰ってくれます。
直接受け渡しをした場合・・・その場で中身だけをもらい、入れていた箱(コンテナボックスや発泡スチロール)はその場で引き取ってもらいます。
また、冷凍品にはドライアイスが入っているので、夏場の暑い日に夕方まで置き配していた時でも、「冷凍品が溶けていた」ということは今までなかったです。
だから「溶けちゃう、急いで帰らなくちゃ。」といった心配もありません。


冷蔵品も、写真のように大きい保冷剤を入れてくれるので安心ですね。
③重いものも玄関先まで配達してくれる

かさばる《トイレットペーパーやティッシュペーパー》、とにかく重い《お米やドリンク類》は、届けてくれると本当に助かります。

配達員のお兄さん、いつもありがとう
④こだわりのあるオリジナル商品が手軽に手に入る
パルシステムにはオリジナル商品が800品以上あります。
長年利用していると、気に入ってリピートしている商品がたくさんあります。
その中でいくつかあげると。
●素材がいきる白だし 360ml ※322円(税込)


(白だしは大きいサイズ(900ml) ※721円(税込)もあり)
●産直たまご(赤玉またはピンク玉)10個(MS~LL)※322円(税込)


●カットほうれん草(バラ凍結)270g ※312円(税込)


※ 2024年5月時点の価格
我が家の冷蔵庫に常備されているものの、ほんの一部です。
パルシステムは、なるべく添加物を使用しないなど独自の基準があり、安心・安全な取り組みに励んでいるため、わたしも気がつけばオリジナル商品を始め、毎回たくさんの商品を注文しています。
《化学調味料不使用》という点も、より自然に近い味で楽しみたい人に向いていると思います。
⑤アプリですき間時間に注文が可能
パルシステムの宅配サービスは以下のとおり、二種類あります。※
※「タベソダ」は2025年4月14日10時をもってサービスの新規組合員申し込み受付を終了しています。
| ①定期便(カタログ)注文 | |
|---|---|
| 注文方法 | ・注文用紙 ・Webサイト ・スマホアプリ「パルシステムアプリ」 ・Webカタログ ・電話注文(パルシステム注文センターへ) ・自動電話注文ダイヤル(新規注文のみ) |
| 配 達 | ・週一回商品とカタログを配達(決められた曜日) |
| 配達料・ 手数料 | ・注文ありなしに関わらず、毎週、手数料がかかる(地域&利用金額によって異なる) 例)個人2,000円未満の場合: 248円~298円(税込)※詳しくは後述します |
表のとおり、いくつかの注文方法があります。
おすすめの注文方法は?
私はスマートフォンの「パルシステムアプリ」からポチポチと注文しています。
スマホアプリからの注文が便利な理由として、
買ったことがある人の評価はかなり参考になります。
紙のカタログにはない、辛口なコメントなども時にはあって、口コミにはいつもお世話になっています。
この他にも、スマホがあればスキマ時間に注文できる点や、注文の追加や削除といった変更が、手軽にできるところが非常に便利です。
なのでパルシステムを始めるなら、スマートフォンのアプリから注文する「パルシステムアプリ」がおすすめです。
「パルシステムアプリがおすすめな理由」について詳しく書いた記事はこちからから読むことができます。
注文が面倒になったりしない?
ここで一つ、「毎週注文するのって面倒になったりしない?」と思う方もいるかもしれません。
パルシステムアプリから注文する場合は、配達日翌日の13時が次回配達の締め切りになります。
私は割と締め切りギリギリに注文する方なのだけど、20年も続けているせいかすっかり日課となっているので、面倒だという理由でやめたくなったことはないです。
なおかつ、パルシステムの商品には「魅力的だと思うもの」、他では手に入りにくい「お気に入りのもの」などがたくさんあるため、やめるという選択肢は今のところありません。
それプラス、だいたい買うものも決まっているので、どんなに忙しい時でも「いつもの感じ」で注文しています。

もはや習慣だね
パルシステムについて

カタログからパルシステムを利用するときの
1.手数料
2.割引制度
3.カタログの一部(商品価格)を紹介します。

手数料や割引制度は地域によって異なります
手数料
毎週、届けてくれる際に以下の手数料がかかります。(個人利用の場合)
| 1回の注文 | 15,000円以上 | 12,000円以上 | 10,000円以上 | 9,000円以上 | 8,000円以上 | 6,000円以上 | 5,000円以上 | 2,000円以上 | 2,000円未満 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 東京※ | 0円 | 165円 | 198円 | 248円 | |||||
| 神奈川 | 0円 | 110円 | 220円 | 270円 | |||||
| 千葉 | 0円 | 99円 | 198円 | 248円 | |||||
| 埼玉 | 0円 | 198円 | 248円 | ||||||
| 茨城 栃木(佐野・足利以外) | 0円 | 102円 | 204円 | 254円 | |||||
| 栃木(佐野・足利) 群馬 | 0円 | 220円 | 275円 | 328円 | |||||
| 福島 | 143円 | 198円 | 248円 | ||||||
| 山梨 長野 | 0円 | 124円 | 248円 | 298円 | |||||
| 静岡 | 0円 | 275円 | 325円 | ||||||
| 新潟 | 204円 | 254円 | |||||||
※東京の場合、加入5年以上だと一回8,000円(税込)以上の注文で手数料が無料になります。

手数料をこうやってみると、結構細かくバラつきがあるね
出資金
この他にも、初めて加入した際に出資金として1,000円がかかるけれど、これは退会する際に返金されるので安心です。
手数料をできるだけ安く抑える工夫もしてみる
毎週注文するので、手数料はできるだけかからないに越したことはないですよね。
地域によって違いはあるけれど、例えば、220円の手数料がかかるはずが、あとちょっとで手数料が110円になる、というボーダーラインの時は、できるだけ110円になるような注文の仕方を考えます。
①買い置きできるものや、
②今週のお買い得品である赤文字品(値下がり品)などを
追加購入したりして、あとちょっと、という場合はそのまま注文せずに、手数料を抑えるための工夫をします。
私の場合、毎回2,000円以上は必ず注文するので、手数料は一回198円(東京)。
正確には、5,000円以上での注文がほとんどなので165円がかかります。
ですが先述したとおり、わたしの住んでいる東京は、5年以上パルシステムを続けていると、一回8,000円以上の利用で手数料が無料になるので、お米など高額なものを買う週は特に、8,000円以上になるようまとめ買いをして注文しています。

手数料無料はやはりありがたいよね
手数料で思うこと
正直「毎回手数料がかかるのはちょっと」と思わなくはないけれど、仕事で帰りは遅いし、車もないので重いものを持つのも大変。
買いに行く手間や時間を考えると、費用対効果が高いので「必要経費」と割り切っています。
そして何より、先ほども言ったとおり、他では買えないお気に入りの商品があるので、20年以上続けることができています。

さらに以下の割引制度が利用できる方は、手数料が安くなるよ
割引制度(例として東京の場合)
パルシステムではさまざまな割引制度があります。
調べると地域ごとに割引き金額が違うことがわかります。
ここでは【東京】の場合を調べてみました。

近所にパルシステムを利用する(したい)方がいて、一緒に始めると、上の表のように個人で利用するよりもだいぶお得になることがわかります。

近所の親しい人とできるならいいかもしれないけれど、
いざとなると生活環境も違うし気も使っちゃいそうなので、
私には無理かもしれません。
上記の割引制度のほかにも、申請すると受けられる特典として、以下があります。
●上記以外の割引制度【東京の場合】
| 特 典 | 内 容 | 手数料(税込) | 申請に必要な物 |
|---|---|---|---|
| キッズ特典 | 母子手帳交付日から小学校入学前までの子どものいる家庭 | ・申請から26週間 0円 ・小学校入学まで 2,000円未満 248円 2,000円以上 198円 3,000円以上 0円 | 母子手帳 |
| シルバー特典 | 満70歳以上の方 | ・加入満3年未満 2,000円未満 124円 2,000円以上 99円 12,000円以上 0円 ・加入満3年以上 0円 | 住民票(世帯全員記載) |
| ハンズ特典 | 身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保険福祉手帳、マル都医療券を持つ世帯 | 0円 | 各手帳、またはマル都医療券 |
| 被爆者健康手帳所持者優遇 | 本人または同居家族が被爆者健康手帳を持つ世帯 | 0円 | - |
※申請にはインターネット登録が必要
小学校入学までのお子さまがいるご家庭は、申請から約半年間、3,000円以上の利用で手数料が0円になるので、この期間だけでもお試しでしてみるのもいいですね。
東京以外の割引制度は、パルシステム公式ホームページの「手数料・割引制度」から確認することができます。
カタログ【主な食品の価格】
ほんの少しですが、カタログの一部を紹介します。




※ 2024年5月時点の価格
スーパーなどの特売品のように、激安!というものは正直あまりないです。
ですが、できる限り国産のものを使用したり、添加物をできるだけ使用しない、など安心・安全に取り組んでいる他、環境に配慮し、農作物の農薬削減や容器のリユース・リサイクルを積極的に行っている点などを踏まえると、この価格でも仕方がないのかな。
食品の他にも、生活雑貨や衣類などのカタログもあり、注文することができます。

ベビー&キッズ向けのオプションカタログもあります

本やCDなんかはパルシステム特別価格で、定価の5~10%OFFで買えるよ
どんな人に向いているか


どんな人が毎週一回の宅配サービスに向いているのかな
- 買い物に出かける時間があまりない共働き夫婦
- 外出が思うようにままならない小さなお子さんのいるご家庭
- 重たいものを持つのが大変なご高齢者
- こだわりのある安心・安全な食材を食べたい人
- 日頃からネット通販を利用している人
- とにかく時間の節約をしたい人
このような方におすすめできます。
ちなみに、私が20年前に始めたきっかけは
・子どもがまだ小さかったので自由に外出しにくかったから
・当時からパルシステムが、オーガニック商品や添加物の少ない食品の取り扱いをしていたから
それ以来、長年にわたりお世話になっています。
ここで一つ、安心安全な食材宅配ならパルシステムもおすすめだけど、特に離乳食期のお子さんがいるなら、手づかみ離乳食宅配TEDEMOGU(てでもぐ)も要チェックです!
メリット
パルシステムを始めるメリットについて考えました。
買い物時間を節約できる
日々忙しく過ごしていると、買い物に行くのがおっくうになったりすることもあります。
少しでも時間の節約ができるのは本当に助かります。

時間節約をしつつ、こだわり商品を買えるのはかなりのメリットだね
普段、あまり見かけない商品を購入できる
オリジナル商品の他にも、
《顔の見える生産者さんの野菜や果物》
《フェアトレード商品》
《アレルギー対応の(卵と乳製品を使ってない)「ぷれーんぺいじ」オプションカタログ》などがあります。
●アレルギー対応「ぷれーんぺいじ」カタログ

生産者さんやその食材について知ることができる

どのような方が、どんな想いで栽培しているのか。
産地の情報が記載された特集カタログが届くことがあります。
記事を読むと、手間ひまかけて作ってくださった農作物なんだなぁ、と実感するので、自然と丁寧にいただこうとする気持ちがうまれます。
購入した野菜や果物の袋の中には、生産地情報が書かれた紙が入っており、生産者さんが分かるようになっています。
デメリット
どんなデメリットがあるでしょうか。
うっかり注文し忘れた(もしくは注文しない)場合でも手数料がかかる
《特に連絡をせず、注文もしない》場合でも一回につき248円(東京の場合)の手数料がかかってしまうけれど、前もって《2週間前までに》お休み(休止)の連絡(=カタログを止める手配を)すれば手数料はかかりません。
パルシステムアプリから休止の申し込みができる
注文の休止・再開の申込みは、パルシステムアプリから簡単に行うことができます。
カタログが届く=手数料が発生する、と覚えるといいと思います。

長期旅行に行くときも注文を休む必要があるので、パルシステムアプリから簡単にできる休止手続きを行いましょう。
あらかじめ留守にする予定がわかっている場合は、アプリから《休止と再開の申し込みが可能》なので、ぜひ活用することをおすすめします。

アプリから翌々週配達分からの休止の申し込みをすれば、休止期間中の手数料はかからずに済むよ
「手数料をかけずに休止する方法」についての記事はこちから読むことができます。
手に取って買えないので、大きさや量が判断しにくい
商品はカタログやアプリで見ながら注文するので、初めて注文する商品に関しては、実物の大きさや量が判断しにくいという点が挙げられます。

スーパーなどでの買い物と大きく違うのはこの点だね

届いてみたら、思ったより小さい!と失敗したこともあります
ネット通販同様、「失敗あるある」かと。
とはいえ、カタログには《商品説明文》のほかに、《量・重さ・個数表示》《カロリー》《塩分》《賞味期限》なども書かれています。
さらに、先述したようにアプリから注文すると、購入者さんからの☆評価、口コミも掲載されているので、ある程度のイメージはしやすいと思います。

注文してから届くのは一週間後なので、常に先を考える必要がある

欲しいと思っても届くのは一週間後です。
なので、そのサイクルに慣れる必要はあります。

すぐに手に入らないっていうのも普段の買い物とは違うよね
例えば、毎週月曜日が配達日だったとします。
上記の写真にあるように、27日(月曜)に届くためには、20日(月曜)までに注文する必要があります。
ですが実際には、スマホのアプリから注文の場合、21日火曜日の13時までが締め切りになるので、今週分(20日)の食材が届いてから翌週の分の注文しても間に合うことになります。
時間の猶予もできるし、今週分の食材を見てから「これ足りなかったな。」と思ったものや、「注文し忘れていた。」といったものなどが買えるので、地味に便利です。

一週間先の注文は、慣れれば楽々
まとめ

パルシステムが便利、そしてお気に入り商品がたくさんあるので、気が付けば20年も続けています。
便利だと思う理由をもう一度まとめます。
配達をお休みしたい、また再開する場合も、アプリから簡単に手続きすることができるため、その点も非常に便利です。
通常、注文しなかった週も手数料がかかってしまうけれど、事前(2週間前まで)にお休みの手続きを行えば、手数料はかかりません。
そして、特にパルシステムをおすすめしたい方は、以下の方々です。
- 買い物に出かける時間があまりない共働き夫婦
- 外出が思うようにままならない小さなお子さんのいるご家庭
- 重たいものを持つのが大変なご高齢者
- こだわりのある安心・安全な食材を食べたい人
- 日頃からネット通販を利用している人
- とにかく時間の節約をしたい人
一日24時間の中で、効率よく生活する方法の一つとしてパルシステムを利用してみるのはいかがでしょうか。
長年続けている《お気に入りパルシステム商品》については別の記事で紹介します。

最後まで読んでくれてありがとう!




