ユーロシルムの日傘レビュー|折りたたみを選んで後悔?長傘と迷った末の本音

ユーロシルムの軽量日傘「ライトトレックウルトラ」を165cmの女性が差している様子
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「あ、また壊れた…。」

毎年夏が来るたびに、2,000円前後の日傘を買っては、強風や不注意で壊してしまう。

そんな自分を卒業したくて、今年は「一生もの」に近い日傘を探すことに決めました。

私が求めた条件は4つ。

  1. とにかく軽いこと(毎日持ち歩ける200g前後)
  2. 軽いのに壊れにくい、強靭な骨組み
  3. 登山仕様のタフさ(風に強い)
  4. 最高クラスのUVカット性能(UPF50+)

長く愛用するために、今回ばかりは値段はさておき、これらを全て満たす「最強の日傘」探しを始めた結果、たどり着いたのが、ユーロシルムの『ライトトレックウルトラ』です。

手元に届いてから10日ほど。日常生活で使ってみた感想を先にお伝えすると、私の求めていた条件をクリアしていて、まずは大満足しています。

手に取った瞬間の「軽さ」と、広げた時の「安心感」。 間違いなく長く使い続けたい日傘です。

晴天下でのユーロシルム・ライトトレックウルトラの着用イメージ。身長165cmの女性が差した時のサイズ感。背中をしっかり覆う大きさとシルバーの反射がわかる後ろ姿。
身長165cmの人が持った時のイメージ

ただ、実際に使ってみて分かった「想定外の仕様」もいくつかありました。

想定外だったこと
  • 想定外1:閉じた後の「ごつさ」とたたみづらさ
  • 想定外2:晴天下での「光の透過」
  • 想定外3:撥水性は「ほぼゼロ」?
  • 想定外4:持ちやすそうなハンドルの「意外な違和感」

これらについて、購入を検討している方の参考になるよう、正直にレビューします。
(→すぐにレビューを読みたい方はここからジャンプできます。

ライトトレックウルトラの正体【スペック】

ユーロシルムのシルバー生地の折り目のアップ。コーティングによる生地のハリがわかる。

ユーロシルムといえば、その圧倒的な頑丈さから「一生ものの傘」と称されることが多いブランドです。

でも正直に言うと、175gという超軽量なこの折りたたみ傘が、本当にこれから何年も私の毎日を支え続けてくれるのか、今はまだ「期待と不安」が半分ずつ。

そんなユーロシルムを、私は正規販売店のネットショップで手に入れました。

ユーロシルムの折りたたみ日傘「ライトトレックウルトラ」が届いた様子。楽天市場のロゴが見えるダンボールに入っている。
ユーロシルム・ライトトレックウルトラの外観レビュー。黒いメッシュケースと商品タグ(light trek ultra)が付いている。

簡単に仕様を述べるとこんな感じです。

重量:約175g
カラー:シルバーUV
サイズ:広げた時の直径 約98cm
素材:テフロン加工ポリエステル100%
骨組み:ファイバークラスアナダイスド・アルミニウム・カーボン
ハンドル:EVAハードフォーム
開閉:手動
付属品:ナイロンケース

ユーロシルム・ライトトレックウルトラのシルバー生地の質感アップ。日傘としての遮光・遮熱効果を担う厚みのある生地。
ユーロシルムの折りたたみ日傘レビュー。ケースから出した状態。シルバー生地特有のハリと硬さが見える。

シルバーの見た目がカッコよく、ぱっと見はしっかりしているように見えるので重たそうだけど、驚くほど軽いです。

究極の選択。209gの長傘と迷い抜いた理由

実は、購入ボタンを押す直前まで、同じユーロシルムの長傘モデル「スイング・ライトフレックス・アンブレラ(シルバーUV)」と猛烈に迷っていました。

最後まで迷った長傘はこちらです。>>ユーロシルム スイング ライトフレックス シルバーUV

この長傘も折りたたみと同様にシルバーコーティングされています。

軽量コンパクトVS強風による耐久性【究極の二択】

私がこれほどまでに長傘に惹かれたのには、3つの大きな理由があります。

  • 長傘なのに、驚異の209gという軽さ
    一般的な折りたたみ傘よりも軽いこの数字には、正直度肝を抜かれました。200gを切る折りたたみ(175g)か、それとも極限まで軽い長傘か。この34gの差に、しばらく頭を悩ませることになったのです。
  • 「肩掛け」という、新しい持ち運びのスタイル
    長傘の弱点は「手がふさがること」だけれど、このモデルには専用ケースが付いていて、肩掛けができるんです。これなら「登山仕様のタフさ」を、より身軽に持ち歩けるのではないかと、非常に魅力的に映りました。
  • 「サッと広げて、サッと閉じる」スピード感
    強風によるダメージで何度も買い替えを経験してきた私にとって、耐久性は最優先事項でした。そして何より、駅のホームやお店の入り口で、もたつかずに「サッと」動作を終えられるのは、構造がシンプルな長傘の方ではないか…。

実際に折りたたみを使ってみて、その予感は的中しました。

この後のレビューで触れるのですが、シルバーコーティングの独特な「ハリ」のおかげで、折りたたみの収納には少しコツと時間がかかります。

究極の二択

「たった34g重くなるだけで、広げるのが楽で、より頑丈な構造の長傘タイプの日傘が手に入る…。」
「でも、この175gという、バッグにしのばせておけるコンパクトサイズも捨てがたい…。」

まさに、自分のライフスタイルを天秤にかけるような、究極の選択でした。

もし、あなたが「たたみやすさ」や「究極の頑丈さ」を最優先するなら、この長傘タイプこそが「正解」になるのかもしれません。

決め手は「バッグの中にすっぽり収まる」という安心感

最後は、自分の行動パターンを冷静に分析しました。

  • 出かける時に、長傘を一本手に持つという「わずかな煩わしさ」。
  • 電車内や買い物中に、傘をどこかに置き忘れてしまうかもしれない「小さな不安」。
  • 「長傘を持っていくほどの陽射しでもないかな」と、せっかくの日傘を家に置いていってしまう「もったいなさ」。

どんなに高性能な傘でも、「持っていくのをやめよう」と思った瞬間に、その機能はゼロになります。

バッグの隅に常に忍ばせておける175gの「ライトトレックウルトラ」なら、不意の直射日光からも、予報外の雨からも、逃さず守ってくれる。

「それに旅行にも迷わず持っていける!」これが、私が長傘を諦めて折りたたみを選んだ理由でした。

ユーロシルム ライトトレックウルトラの折りたたみ日傘はこちらです。>>ユーロシルム ライトトレックウルトラ シルバーUV

数日使って感じた想定外だったこと。

想定外1:閉じた後の「ごつさ」とたたみづらさ

開閉自体は自動ではないものの、驚くほどスムーズ。なので手動による不便さを感じさせませんでした。

でも、問題はそのあと。

閉じた直後のユーロシルム・ライトトレックウルトラ。開閉はスムーズだが、シルバー生地の硬さでボリュームがあり、これから巻き付けるのが大変な様子が伝わるアングル。

上の写真は閉じた直後の状態です。かなりのボリューム感が写真から伝わるでしょうか。

シルバーコーティングされた生地には独特の「ハリ」と「硬さ」があって、このままサッと手でつかんで巻き付けるにはシワになってしまいそうで、くしゃっとまとめる勇気がでませんでした。

いつもなら、駅について傘を閉じたらサッとまとめてバッグへ。という流れなのだけれど、このユーロシルムは、ハリのあるシルバーコーティングとボリュームのおかげ?で、いつものこの「一連の流れ」ができずじまい。

今はまだ「どこをどう持とう?」と格闘しているけれど、使い込むうちに生地が馴染み、手が動きを覚え、サッとこなせるようになる日が来るはず。

この扱いにくさは、それだけ生地がしっかりしていて、紫外線を跳ね返すコーティングが厚いという頼もしさの裏返しと考えて、ひと手間を惜しまずに持ち続けています。

想定外2:晴天下での「光の透過」

もうひとつ驚いたのが、内側の色の見え方です。

部屋の中で見ると真っ黒な内側だけど(画像はこちら)、外で広げてみると。

部屋の中で広げたユーロシルム・ライトトレックウルトラの内側。コーティングされた黒い生地と丈夫な骨組みが見える。

実際に外に出て、太陽をバックに広げてみました。

穏やかな晴天の下で見ると、肉眼では「グレー」に見えました。

昨日の穏やかな晴天の下で広げた内側。部屋では真っ黒に見えた生地が、外では光の影響でグレーがかって見える様子。

日傘の内側の色の見え方が、環境によって全く違う。

部屋で見ると「真っ黒」だったのに、昨日の外では「グレー」に見え(上の画像)、今日の強い日差しの中では、逆に昨日より「黒く」写る。

今日の強い日差しの下での内側。昨日より黒く写っているが、太陽が当たる中央部分は光が透過して明るくなっている。

写り方の違いのせいかもしれないけれど、太陽の強さによって、生地が光をどう通すか、どう反射するかがわかります。

さらに驚いたことに、太陽にかざすと、手がシルエットとして透けて見えるんです。

その結果、強い光の下ではこのように手が透けて見えるほどの透過性があることが分かりました。

今日の強い光の下での検証。傘の内側に手を当てるとシルエットが透けて見え、可視光線が透過していることが分かる。

「え、光を通してる?これってUVカットしないの?」とかなり不安になりました。

よくよく調べてみるとユーロシルムのシルバーは、ブランドが誇る最高ランクのUPF50+仕様

可視光線が透過しているだけで、紫外線はしっかりカットされているとのこと。

日焼け止めのSPF50と同じように、紫外線を99%以上遮断してくれる本物の『日傘』でした!

「中が真っ暗になる完全遮光」ではない。けれど、実用上の日焼け対策としては全く問題ないということです。

タグを捨ててしまった私の代わりに(笑)、これから買う方はぜひ安心して選んでください。

ただし、一点だけ。この傘の魅力であるシルバーコーティングのUVカット機能(UPF50+)は、長年使い続けるうちの摩擦などで、少しずつ衰えていく消耗品という側面もあります。

「コーティングはいつまで持ってくれるのか?」

それは、まだ未知の世界です。まずはこの175gの軽さを味方につけて、大切に使っていきたいと思っています。

想定外3:撥水性は「ほぼゼロ」?

実は、しっかり確認せずに『晴雨兼用』だろうと信じて買っていた私。

そして予想通り、雨天兼用であることは分かったので、こちらもまずはひと安心。

でも、「シルバーコーティングには撥水効果ってあるのかな?」ふと疑問に思ったので、撥水性のテストをしてみました。

ユーロシルムのシルバー生地(防水スプレー前)に、ビーカーで水を一滴垂らした様子。まだ水玉の形を保っている。
雨が降らなかったので水を垂らしてみました

確かに内側には一滴も沁みてこないので「防水」はバッチリ、雨でも使えることが分かります。

ただ、雨を弾く「撥水」については、やはり噂通りで少々期待外れでした。

水をいくつか垂らすと、水玉がまとまってベターッと形を崩し、生地の表面に馴染んでしまった様子。撥水性は高くないことが分かる
いくつか垂らした水がまとまり生地に馴染み始めています
残った水を指で伸ばした様子。水は玉にならず、シルバー生地の織り目に沿って完全に広がっている。
指で伸ばしてみると、水は広がり撥水性は高くなさそうです
水をバサバサと払った後の生地表面。国産の高性能傘のように水滴が転がり落ちず、細かい水滴が全体に滲むように残っている。
水をバサバサを払った後。細かい水滴が全体に残っています

生地の表面は濡れて水を弾いてくれなかったけれど、内側には一滴も沁みていませんでした。

撥水(水を弾く)力は弱いけれど、防水(水を下に通さない)力は本物です。私は日傘メインで使うので、表面が濡れるくらいは問題なし。

けれど「雨傘としてもしっかり使いたい。」という方は、防水スプレーを用意しておくと良いかもしれません。

想定外4:持ちやすそうなハンドルの「意外な違和感」

見た目は厚みのあるクッションのようなウレタン素材。

握りやすそうで、手に優しそうだなという第一印象でした。

ユーロシルムの持ち手(ウレタン)とストラップ。持ち手先端にある謎の段差と、ストラップコードの様子。

ところが、実際に外で差してみると、手に馴染まない気がして少し戸惑っています。

具体的には、ハンドルにある「段差」が手のひらに当たってしまい、ずっと持っていると違和感を感じるんです。

「見た目はあんなに柔らかそうなのに、いざ持つと手にしっくりこない……」

これは慣れの問題なのか、それとも軽量化を突き詰めたゆえの独特の仕様なのか。

今はまだ違和感があるけれど、これから毎日使い込んでいくうちに、この形が手に馴染んで「気にならなくなるのか」も、これからじっくり検証していきたいポイントです。

「もし壊れたら、きっと後悔する」でも今は楽しく使っている

青空の下で広げた日傘と、太陽の光に向かって飛んでいく鳥の群れ

実は今でも、心のどこかで「もし強風にあおられて、この折りたたみの骨がポッキリ折れてしまったら…。」

その時は心底「やっぱり長傘にすればよかった!」と泣き言を言うでしょう。

けれど、今の私は毎日の外出で、この傘を広げる瞬間をとても楽しんでいます。

バッグに入れていることを忘れるほどの軽さは、これまでの「傘を持ち歩くストレス」をゼロにしてくれました。

175gという軽さと、最高クラスの安心感(UPF50+)を両立させたこの1本が、私の日常を確実に軽やかにしてくれています。

もしものことが起こったら…。また皆さんに報告しますね。

私の究極の選択の相手、最後まで迷った長傘はこちらです。
>>ユーロシルム スイング ライトフレックス シルバーUV

まゆっち
まゆっち

最後まで読んでくれてありがとう!

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