パルシステム東京を利用してるんだけど。
《カタログ》注文か《タベソダアプリ》で注文か、どっちにするか迷ってる!
パルシステムには《①カタログ注文》と《②タベソダ注文》の二種類の注文方法があり。
一体、どっちを選べばいいんだ?!
とても悩ましい!
それぞれの違いは以下のとおり。
①カタログ注文とは、
・パルシステムカタログを毎週届けてもらって注文すること
・注文のない時でも手数料が毎回かかる。(東京の場合、一回248円)
②タベソダ注文とは、
・スマートフォンへダウンロードしたタベソダアプリから注文すること(カタログなし)
・注文のない時は配達料がかからない。
要するに、
《紙のカタログから注文か、スマホアプリから注文か。》
《手数料がかかるかかからないか。》
私はパルシステムを20年利用しているのだけれど、当時はカタログ注文しかなかったので、今もそのまま続けていて。
しかし、タベソダアプリというものからも同じように注文ができると知り、さらにそれぞれの手数料・配達料が微妙に違う。これはどっちにすべきか。迷う理由としては、以下のとおり。
パルシステム公式ホームページを見ると、手数料・配達料が細かく書かれているのだけれど、じゃあ結局どっちがいいの?と迷ってしまったので、調べてみた。
パルシステムは1都11県で利用できるのだけれど、この記事では【パルシステム東京】を対象に手数料・配達料を比較してみた。地域により、手数料・配達料が異なるのでご注意を。
「パルシステムをおすすめする理由」については、こちらの記事を参考にしていただけたら嬉しい。
そもそも結論がすぐにでる人
比較をする前に、そもそも以下に当てはまるかたは、結論がすぐにでる。
①~⑤を以下で詳しく述べると。
①シルバー特典・ハンズ特典を利用する方(カタログ推し)
①シルバー特典・ハンズ特典はタベソダには適用されない。なのでこれらの特典を利用するなら《カタログ注文》が最適。
②キッズ特典を利用する方で申請から26週間までの期間(カタログ推し)
②キッズ特典利用者で申請から26週間の間は、手数料が0円のカタログ注文がおすすめ。(タベソダだと0円~248円。利用金額により異なる)
ただし注意点として、適用を受けるためには、母子手帳交付日~1歳の誕生日になるまでに申請を済ませる必要がある。
その間に申請をすれば、26週間=約半年ちょっとの間は、手数料無料でパルシステムを利用することができる。
実際にカタログ注文を利用してみて、26週間経った後は、以下で比較したどちらかを選ぶと良いと思う。
③共同購入する方(カタログ推し)
③共同購入する方もカタログ注文がおすすめ。タベソダでは共同購入する制度自体がないので、2人で利用する方や、グループ利用の方はカタログ利用がベスト。
●共同購入時の手数料
一回の利用金額 | 2,000円未満 | 2,000円以上 | 5,000円以上 | 12,000円以上 |
---|---|---|---|---|
ふれんど | 124円 | 99円 | 82円 | 0円 |
グループ | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
表で分かるとおり、グループで利用ならダントツでお得である。
ふれんど=2名分の商品を一か所に届ける仕組み
グループ=3名分以上の商品を一か所に届ける仕組み
④カタログ用紙が不要な方(タベソダ推し)
手数料・配達料うんぬん以前に、カタログ=新聞のような用紙がそもそもいらないって人には、タベソダで決まり。(ただし、この場合、手数料・配達料の違いは考慮していないのでご注意を。)
不要になったカタログは回収もしてくれるけれど、最低一週間は保管することになるので、それが嫌な人はタベソダが良い。
タベソダはシンプルに、ネットショッピング感覚で注文したい人にもおすすめ。
普段からネットでのお買い物に慣れているよ、という人は抵抗なくタベソダを使いこなせるはず。
⑤月単位で注文するのではなく、時々利用する方(タベソダ推し)
⑤いつもはスーパーでお買い物をするけれど、たまに宅配パルシステムを利用したい、という人にはタベソダ一択。
先述したとおり、注文しない時は配達料がかからないから。
パルシステム東京の手数料・配達料
ちなみに、パルシステムを利用するにあたって、かかる金額の呼び名について。
カタログ注文の際は、《手数料》といい、タベソダでは《配達料》と呼んでいる。(パルシステム公式HPにて確認)
手数料と呼ぶのは、カタログ注文の、《商品の配達がなくてもカタログは毎回届く》という仕組みと、商品の配達はない時に配達料と呼ぶのは?、だから手数料なのではと想像。
確かに注文をお休みした時でも、カタログは届けてくれるし、置いていた通い箱も回収してくれる。そのため「手数料」と言うのだと思われる。
タベソダの場合は、《注文時のみに配達料がかかる》という仕組みのため、そのままの「配達料」
ちなみにパルシステム東京の、カタログ利用時の手数料は以下の通り。
●パルシステム東京手数料(カタログ利用時)
一回の利用金額 | 2,000円未満 | 2,000円以上 | 5,000円以上 | 12,000円以上 |
---|---|---|---|---|
個人 | 248円 | 198円 | 165円 | 0円 |
パルシステム東京のカタログ利用時のキッズ特典は、以下の通り。
●パルシステム東京 キッズ特典
一回の利用金額 | 2,000円未満 | 2,000円以上 | 3,000円以上 |
---|---|---|---|
小学校入学前まで | 248円 | 198円 | 165円 |
申請から26週間 | 0円 | 0円 | 0円 |
【特典適用期間】
- 母子健康手帳交付日から1歳のお誕生日を迎えるまでに申請
- 小学校入学前まで(就学する年の3月末まで)
【申請に必要なもの】
引用:パルシステム「手数料・割引制度」
母子健康手帳
適用を受けるには必ず申請が必要。
一方、タベソダ利用時の配達料は以下の通り。
●タベソダ配達料
一回の利用金額 | 2,000円未満 | 2,000円以上 | 5,000円以上 |
---|---|---|---|
個人 | 248円 | 198円 | 198円 |
キッズ特典 | 248円 | 198円 | 0円 |
タベソダのキッズ特典については、以下のとおり。
母子手帳交付から小学校入学前のお子さまがいる方は、1回5,000円(税込)以上の注文で配達料無料
引用:パルシステム「タベソダ配達料」
※加入後に申請書類の提出が必要となります。
※割引制度の対象となるご利用料金として加算されない商品も一部ございます。
【申請に必要なもの】
母子健康手帳
こちらもキッズ特典を利用する場合は、申請が必要。
ここからは迷っている方への結論です
もう一度、両者のはっきりした違いを挙げると、
・カタログ注文時・・・注文がない時でも手数料がかかる。(東京の場合、一回248円)
・タベソダ注文時・・・注文がない時は配達料はかからない。
この違いだけを見比べると、絶対的にタベソダがお得そうだが、ポイントは手数料がかかるとしてもカタログ注文の方がお得になることもあるという点。
手数料・配達料を見比べて、あくまで手数料・配達料がより安くて済む方で考えた場合のおすすめをご紹介。
以下の3つに的を絞ってまとめてみた。(繰り返しになるけれど、ここでは地域が「東京」の場合なのでご注意を)
選んだ項目へスキップできるので比較検討してほしい。
【1】『キッズ特典利用なしのかた』のシーン別おすすめ
キッズ特典の利用のないかたの場合、それぞれを比較した表がこちら。
一回の利用金額 | 2,000円未満 | 2,000円以上 | 5,000円以上 | 12,000円以上 |
---|---|---|---|---|
カタログ(東京) | 248円 | 198円 | 165円 | 0円 |
タベソダ(東京) | 248円 | 198円 | 198円 | 198円※ |
(※パルシステム公式サイトでは、タベソダ12,000円以上を利用した時の配達料は記されていないが、5,000円以上は198円との記載があるため、ここでは比較するために12,000円以上も198円とした。)
上記の表を比べた結果、カタログ注文が良い場合は下記のとおり。
個人利用の組合員さんの場合です
カタログ注文がおすすめな人は、月三回以上利用して、かつ一回に12,000円以上の注文をする場合。
タベソダでは、12,000円以上注文しても配達料198円、三回注文だと198円×三回=594円かかるから、カタログ注文の方が手数料が0円でお得。
さらに、1週注文を休んだ場合、248円の手数料がかかるが、それでも三回以上注文する場合は、594円-248円=346円分、カタログ注文の方が安い。
また、毎週利用、かつ一回に5,000円以上の注文時、
《カタログは一回165円》《タベソダは一回198円》なので、カタログ注文がお得。
次にタベソダアプリで注文がおすすめな場合は下記。
月に3回の利用でも12,000円未満ならタベソダだね
一回の利用金額 | 2,000円未満 | 2,000円以上 | 5,000円以上 | 12,000円以上 |
---|---|---|---|---|
カタログ(東京) | 248円 | 198円 | 165円 | 0円 |
タベソダ(東京) | 248円 | 198円 | 198円 | 198円 |
カタログ注文で月一回だけの利用なら、注文しない三週分の手数料、248円×三回=744円がかかる。
月二回利用するだけの場合でも、注文がない二週分の手数料、248円×二回=496円かかる。
そのため、月一回と月二回の注文のみの場合、注文しない時に配達料がかからないタベソダの方が安くなる。
また、月に三回、5,000円未満で利用する場合は、カタログ注文時のお休み一回分の手数料分248円が上乗せされるのでタベソダの方がお得に。
さらに、同じく月三回、一回5,000円~12,000円利用する場合、
カタログ注文=165円×三回=495円に、お休みの一回分の手数料248円を含め、合計743円。
タベソダ注文=198円×三回分の配達料594円。
ということで、743円-594円=149円。この場合もタベソダ注文の方が149円分安い。
最後は、カタログ、タベソダのどちらで注文しても変わらない場合もご紹介。
どっちでも同じかぁ。
突発的な休みに備えるならタベソダかな?
一回の利用金額 | 2,000円未満 | 2,000円以上 | 5,000円以上 | 12,000円以上 |
---|---|---|---|---|
カタログ(東京) | 248円 | 198円 | 165円 | 0円 |
タベソダ(東京) | 248円 | 198円 | 198円 | 198円 |
毎週利用していて、一回に5,000円未満であるなら、どちらで注文しても料金はかわらない。
この場合、突然のお休みを考えるとタベソダがよさそうだが、たまに5,000円を超えて注文する時もあるかも、と考えるとカタログ注文が良さそうな気もする。ここは難しい選択。
カタログ用紙がいる、いらない、さらにアプリで注文に抵抗がある、なしで判断しても良さそう。
【2】『キッズ特典を利用するかた』のシーン別おすすめ
キッズ特典を利用する場合の比較した表はこちら。
●キッズ特典(東京の場合)
一回の利用金額 | 2,000円未満 | 2,000円以上 | 3,000円以上 | 5,000円以上 |
---|---|---|---|---|
カタログ※1 | 248円 | 198円 | 0円 | 0円 |
タベソダ | 248円 | 198円 | 198円※2 | 0円 |
※1ここではカタログ注文の「申請から26週間は手数料0円」は先述したため比較対象外としている。
※2パルシステム公式サイトでは、タベソダ3,000円以上を利用した時の配達料は記されていないが、2,000円以上は198円、5,000円以上0円との記載があるため、ここでは比較するために3,000円以上も198円と記載した。
上記の表を踏まえてカタログ注文がおすすめな場合は。
キッズ特典を利用する組合員さんの場合です
月に三回利用し、一回に3,000円~5,000円の注文をすると、
・カタログ注文=三回分は手数料0円、お休みした一回分の手数料248円のみがかかる。
・タベソダ注文=198円×三回分=594円、配送料がかかる。
よって、カタログ注文がおすすめ。
また、毎週3,000円~5,000円の注文をした場合でも、タベソダ注文は198×四回分=792円の配送料がかかるため、カタログ注文(0円)が良い。
次にタベソダ注文がおすすめな場合。
注文のない時に配達料がかからないタベソダもいいね
一回の利用金額 | 2,000円未満 | 2,000円以上 | 3,000円以上 | 5,000円以上 |
---|---|---|---|---|
カタログ | 248円 | 198円 | 0円 | 0円 |
タベソダ | 248円 | 198円 | 198円 | 0円 |
カタログ注文で月一回だけの利用なら、注文しない三週分の手数料、248円×三回=744円がかかる。
月二回利用するだけの場合でも、注文がない二週分の手数料、248円×二回=496円かかる。
そのため、月一回と月二回の注文のみの場合、注文しない時に配達料がかからないタベソダの方が安くなる。
また、月に三回、3,000円未満で利用する場合も、
カタログ注文=198円(もしくは248円)の三回分の手数料プラス、お休み一回分の手数料分248円が上乗せされる
タベソダ注文=198円(もしくは248円)の三回分の配達料のみのため、こちらの方がお得に。
さらに、同じく月三回、一回5,000円以上利用する場合、
カタログ注文=お休みの一回分の手数料248円がかかるため、タベソダ注文(0円)が良い。
カタログ注文とタベソダ注文、どちらで注文しても同じ場合。
演劇チケットなんかも買うならカタログ注文がよさそう
一回の利用金額 | 2,000円未満 | 2,000円以上 | 3,000円以上 | 5,000円以上 |
---|---|---|---|---|
カタログ | 248円 | 198円 | 0円 | 0円 |
タベソダ | 248円 | 198円 | 198円 | 0円 |
毎週利用する場合で、一回3,000円未満、もしくは5,000円以上の利用だと、どちらもかかる金額は同じ。
一つ一つををじっくりと見ながら注文したいならカタログ注文で、カタログ用紙自体、あまり見なくてスマホ画面からで良いという方ならタベソダがよさそう。
【3】『加入5年以上のかた』のシーン別おすすめ
パルシステム東京に限ってだけれど、カタログ注文の場合、5年以上加入していると、一回8,000円以上の注文で手数料が無料となるシステムがあった!
●加入5年以上のかたが利用する場合を比較
一回の利用金額 | 2,000円未満 | 2,000円以上 | 5,000円以上 | 8,000円以上 |
---|---|---|---|---|
カタログ(東京) | 248円 | 198円 | 165円 | 0円 |
タベソダ(東京) | 248円 | 198円 | 198円 | 198円※ |
(※パルシステム公式サイトでは、タベソダ8,000円以上を利用した時の配達料は記されていないが、5,000円以上は198円との記載があるため、ここでは比較するために8,000円以上も198円とした。)
私の場合、ほぼ毎週注文しているのに加え、一回でだいたい5,000円以上利用するため、カタログ注文を継続している。
さらに言うと、お米や飲み物の箱買いなど、まとめ買いをするときは8,000円以上の注文になるので、やはりカタログ注文の方がお得。
上記の表で比較した結果、カタログ注文がおすすめな場合はこちら。
加入5年以上の組合員さんの場合です
月に三回利用し、一回に8,000円以上の注文をすると、
・カタログ注文=三回分は手数料0円、お休みした一回分の手数料248円のみがかかる。
・タベソダ注文=198円×三回分=594円、配送料がかかる。
よって、カタログ注文がおすすめ。
また、毎週5,000円以上利用した時でも
・カタログ注文=165円×四回、660円、もしくは8,000円以上で0円
・タベソダ注文=198×四回=792円の配送料がかかる。
なのでカタログ注文が良い。
次に加入5年以上のかたがタベソダにする場合は以下。
月に1,2回の少ない利用ならタベソダだね
一回の利用金額 | 2,000円未満 | 2,000円以上 | 5,000円以上 | 8,000円以上 |
---|---|---|---|---|
カタログ(東京) | 248円 | 198円 | 165円 | 0円 |
タベソダ(東京) | 248円 | 198円 | 198円 | 198円 |
カタログ注文で月一回だけの利用なら、注文しない三週分の手数料、248円×三回=744円がかかる。
月二回利用するだけの場合でも、注文がない二週分の手数料、248円×二回=496円かかる。
そのため、月一回と月二回の注文のみの場合、注文しない時に配達料がかからないタベソダの方が安くなる。
また、月に三回、5,000円未満で利用する場合も、
カタログ注文=198円(もしくは248円)の三回分の手数料プラス、お休み一回分の手数料分248円が上乗せされる
タベソダ注文=198円(もしくは248円)の三回分の配達料のみのため、こちらの方がお得に。
さらに、同じく月三回、一回5,000円~8,000円利用する場合、
カタログ注文=165円×三回=495円に、お休みの一回分の手数料248円を含め、合計743円。
タベソダ注文=198円×三回分の配達料594円。
ということで、743円-594円=149円。この場合もタベソダ注文の方が149円分安い。
最後にどちらで注文しても同じ場合。
どっちでも同じかぁ。その場合は下記を参考にしてみてね
一回の利用金額 | 2,000円未満 | 2,000円以上 | 5,000円以上 | 8,000円以上 |
---|---|---|---|---|
カタログ(東京) | 248円 | 198円 | 165円 | 0円 |
タベソダ(東京) | 248円 | 198円 | 198円 | 198円 |
毎週利用する場合で、一回5,000円未満の利用だと、どちらもかかる金額は同じ。
この場合も、
・一つ一つををじっくりと見比べながら注文したい→カタログ注文
・カタログ用紙自体、あまり見なくてスマホ画面からで良い→タベソダ注文
がよさそう。
カタログ注文のメリット・デメリット
カタログ注文のメリットは、
一方デメリットは、
タベソダアプリのメリット・デメリット
タベソダのメリット
デメリットは、
まとめ
お家にいながら週一回、食材や日用品などを届けてくれるパルシステム。
カタログ注文でも、タベソダ注文でも、便利に届くのはどちらも同じ。
この記事では、パルシステム東京を利用する以下の人を対象に、どっちがお得かを比べてみた。
毎週注文する人、時々注文する人、大家族で利用する人、単身で利用する人、色々な人がどちらを選んだらよりお得なのか、調べたので検討してみてほしい。
毎日の生活の一部として、パルシステムを上手に利用してみてはいかがだろうか。
最後まで読んでくれてありがとう!